ひじきのすごい栄養と効果・効能について!ひじきの食べ方は?

生活習慣

ひじきって黒くて細くて短い食べ物なんですがいったい何なのでしょうか。海藻にしてはワカメと比べると黒くて細くて短いし、良くわからない存在ではないでしょうか。ひじきの正体についてお知らせしましょう。

ひじきとは

日本には1500種を超える海藻がありますが、ひじきもその海藻の一種でワカメや昆布と同じ褐藻類に属しています。ワカメ・コンブはコンブ目に属していますが、ひじきはヒバマタ目に属しています。

ヒジキは20~100cmあり、冬から春にかけて採取します。生の状態だと渋みが強いので、蒸乾法または煮乾法で加工され、この時点で黄褐色から黒色になります。

スーパーでよく目にするパックに入った長さの短いヒジキは葉(芽)の部分にあたり、茎にあたる細長いひも状のヒジキもあります。

奈良時代から貴族や祭りごとに高級食材として使われていましたが、戦国時代になると保存食として重宝されるようになりました。そして江戸時代に入ると一般庶民にも行きわたるようになり、親しみのある食材になってきたようです。

ひじきの栄養

ひじきの栄養として次のようなものが豊富に含まれています。

• 鉄分
• ミネラル
• 食物繊維
• カルシウム
• カリウム
• マグネシウム
• マンガン
• ヨウ素
• タンニン

ひじきにはこのような素晴らしい栄養が含まれています。しかも低カロリーなので、ダイエットしている人にもうれしい食材ですね。

ひじきの効果

ひじきを食べることによる効果・効能は以下のものがあげられます。

1. 鉄分が含まれているので、貧血の人には効果がありますが、鉄釜ではなく、ステンレス釜で加工したものは鉄分は少ないようです。
2. カルシウムが豊富なので、歯や骨を強くします。また、血流が良くなることで、肩こり、冷え性の改善に期待できます。
3. 水溶性の植物繊維が多いので、腸内環境が改善され、コレステロールや血糖値の抑制、動脈硬化の予防、便秘の改善につながります。
4. タンニンにより、中性脂肪を減らして脂肪をつきにくくしてくれます。また、ヨウ素により高血圧や動脈硬化の抑制にもなります。

このような効果をみると、生活習慣病による病気にはとても良い食材であることがわかりますね。また、生活習慣病の改善やダイエットによる美肌効果などに役立つ食材なんです。

ひじきの食べ方

乾燥ひじきは水で戻してから長いものは切って使います。

スーパーで売っている黒いひじきは実は生ではなく、蒸乾法または煮乾法で加工されたものです。下処理は殺菌のため熱湯にくぐらせるくらいでかまいません。

あとはサラダにしたり、煮物にしたり、ご飯に入れたりといろいろな料理に使うことができます。

まとめ

ひじきは栄養バランスにすぐれた食材であることがわかりましたね。主食にはなりませんが、健康な身体を維持するためにもおかずの一つとして添えるように心がけましょう。

まっちゃん

まっちゃん

ランニング歴25年のまっちゃんが、元気に健康な生活を送るための情報を、運動・生活習慣・食生活・心と体などいろいろな角度から発信しています!

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