塩麹は体に良いと言われていますが、どのような効用があるのでしょうか。高血圧の人は塩分が気になりますが、塩麹の塩分量はどの程度なのか、血圧との関係はあるのか気になるところをお伝えします。
目次
塩麹の効果、効能
麹菌の働きにより、腸内の善玉菌を活性化させ腸内環境を改善します。腸内細菌のバランスがとれると、便秘解消はもとより、免疫力のアップやメラニン色素の生成を防ぐ美肌効果など美容にも効果があらわれます。
麹菌の発酵から発生する麹酸が体内に入ると、活性酸素を除去してくれます。活性酸素は細胞を酸化させて老化したり、ガンなどの病気になったりなど体に悪影響を与えてしまいます。
活性酸素が除去されると、コレステロールや中性脂肪など体内の脂肪の蓄積を抑えたり、体重増加も抑制する作用があります。また、細胞が生き生きしてくることでダイエットにも効果的です。
塩麹の酵素が食材のタンパク質や脂肪を分解して、うま味や甘みを出してくれます。肉や魚や野菜に漬けるとやわらかくなり、おいしさが増すことから、いろいろなレシピに使われていますよね。
また、物忘れを防ぐ効果も研究によりわかってきました。私も物忘れが多くなってきているので積極的に麹を摂るようにしたいと思います。
塩麹の効能
- 腸内環境の改善
- 便秘解消
- 免疫力アップ
- 美肌
- 活性酸素の除去
- コレステロール、中性脂肪の蓄積抑制
- ダイエット
- 食材の栄養素の分解
- おいしさアップ
- 高血圧の抑制
- 物忘れ防止
塩麹の塩分
塩麹の塩分は10%〜13%くらいあります。味噌の塩分と同程度ですが塩分の摂り過ぎにならないようにしましょう。塩麹は食塩と比べると8分の1程度なので、塩の調味料代わりに使う分にはかなり減塩になりますね。
高血圧の人には
麹には必須アミノ酸が発酵して生成されるペプチドという血圧を下げる物質が含まれています。また免疫力を高める働きがあり、健康や美容に良いとされるサプリに良く使われています。
高血圧の人は塩分は控えた方が良いのですが、塩麹には血圧を下げる効果があるので、ある程度は積極的に摂っても良ことになりますよね。
塩麹だけではなく、麹を使った味噌や甘酒など発酵食品にはこの血圧を下げる効果が期待できそうです。私も麹をもっと積極的に摂ろうと思います。
まとめ
塩麹には血圧を下げる効果や血液をサラサラにする作用があり、高血圧や高脂血症の人にも勧めれれます。健康と美容に良い塩麹をとりすぎに注意し、調味料として食生活の中に取り入れて、健康な身体をつくっていきましょう。
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