“がん“というと頭、口、胃、乳、皮膚、肝臓、すい臓、血液など身体中のどこにでもできることはご存知だと思いますが、共通しているのは”がん細胞“があるということです。
がん細胞とは一体どういうものなのでしょうか。知っているようで知らないことが多い癌についてお知らせします。
目次
がん細胞とは
がん細胞は普通の細胞の遺伝子に傷がつくことで発生するようです。普通の細胞からこの特異ながん細胞ができると増殖を繰り返してガンとなるのです。
がん細胞は増え続けると周囲の組織を圧迫し、破壊し、機能を果たさなくなってしまうのです。そしてがん細胞が身体中に転移したりして死に至ることになります。
健康な人でも毎日がん細胞は発生しているというから驚きですね。しかし、NK(ナチュラルキラー)細胞というがん細胞をやっつける細胞も発生しているので、普通はガンにはならないのです。
がん細胞が増える要因
細胞の遺伝子に傷がつくのは、ホルモンバランスの変化、ストレス、老化、免疫力の低下、発がん物質の蓄積などが要因となっているようです。
このような条件の中で細胞にある遺伝子に傷がつくと長い期間をかけて徐々にがん細胞が発生します。
がん細胞を発生させないためには
がん細胞を発生させないような生活習慣はあるのでしょうか。以下の習慣を認識することで、ガンになるリスクを低減またはがん細胞を減らすことにつながります。
体を温める
体温が高いとがん細胞は働きが弱く消滅する傾向があります。毎日お風呂に入って体を温めることはガンになりにくい体を作ります。
笑う
笑うことでがん細胞が少なくなることが実証されています。毎日笑いのある生活をしている人は実際にがんにならない人が多いような気がしませんか。
適度な運動する
スポーツや肉体労働、歩行や家事などの動作、立ち座り、睡眠などの身体活動の度合いにより、運動量の多い人の方が、ガンになりにくいことがわかっています。体を動かすことでエネルギーの代謝が活発に行われるため、細胞の活性化につながり、ガンが発生しにくくなるのでしょう。
過度の日焼けをしない
日焼けをしすぎると紫外線による皮膚の炎症から、皮膚ガンになるリスクが高まります。帽子や日焼け止めなどで皮膚を守ることが大切です。
タバコを吸わない
タバコは肺がんだけでなく胃がんや食道がんなど多数のガンのリスクが高まります。自分が吸わなくても人の煙を吸ってまう受動喫煙でもがんになりやすいことがわかっています。
また、食生活では以下のことに気を付けると良いでしょう。
お酒を飲みすぎない
お酒の飲み過ぎは口腔がん、咽頭がん、食道がん、そして肝臓がんになりやすいとされています。アルコールを分解してアセトアルデヒドという有害物質が原因と言われています。
塩分を摂りすぎない
塩分の強い塩蔵品や塩分量の多い食べ物を好んで毎日食べていると、高血圧になるばかりでなく胃壁にダメージを与えて胃がんになるリスクが高まります。
野菜や果物を摂る
野菜や果物を食べている人は、ビタミンや酵素など胃や肝臓など身体に良い働きをするため、ガンのリスクを低減します。
加工肉や赤肉など食材に注意する
ソーセージやハムなどの加工肉や焦げた食材などに含まれている発ガン性物質が原因でがんになることがあります。食材に含まれている添加物や酸化した食材など口に入るものに関心を持っている人の方ががんになりにくい傾向にあります。
熱い飲食を控える
熱い飲み物や食べ物を熱いまま口に入れる習慣のある人は、喉の細胞に刺激が強く、口腔がん、咽喉ガン、食道がんなどになりやすくなります。
コーヒーを毎日飲む
コーヒーには抗酸化物質があり炎症を和らげる役目があるので、C型肝炎などの進行を遅らせて胃がんや肝臓がんなどの進行を抑えることになります。
まとめ
がん細胞とはなにか、いろいろなガンについて原因と対策について少し理解できたのではないでしょうか。がんは生活習慣に大きく関わっていることがわかりますよね。健康な身体を維持するために生活習慣を見直してみましょう。
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