成人式に着物、振袖を着る場合はどのようにすれば良いのでしょうか。最近では成人式当日ではなく前もって振袖を着て写真を撮る前撮りという方法が一般的となっているようです。
うちの娘が来年成人式を迎えるので、前撮りの様子や過ごし方、時期、料金など検討した内容をお伝えします。成人式を着物で過ごそうと考えている人はぜひ読んでみてください。
目次
レンタルか購入か
まず、レンタルにするのか購入にするのかを決める必要がありました。うちの場合はレンタルにしましたが、それぞれメリット、デメリットがあるので比べてみましょう。
レンタルにした理由
・レンタルより購入する方がお金がかかります。
・一人娘で姉妹がいないので次に着る人がいない。
・子供に残したとしても気に入ってくれるかわからない。
・購入してもヘアと着付けに5万円程度、着た後はクリーニングし、保管などの維持管理が必要となる。
予約の時期
2年前の春先に新作のお知らせが入ってくるのでそのころに予約しました。2018年1月が成人式のため、2016年4月に予約したことになります。
翌年の春先でも間に合いますが、気に行った柄があれば、前撮りの日や成人式当日の着付けの時間の予約などが確定できるので早い方が安心です。レンタルでも着物はどんどん決まってくるので、遅くなればそれだけ選べる着物も少なくなってきますからね。
うちの場合の料金については約14万円でした。
その内訳は以下の通り
着物によっても値段が違うので一概に言えませんが、レンタルの場合は15万から20万、購入の場合は30万から35万くらいでしょうか。店によりセット内容やサービス内容、時期によっても料金は違いますのでよく検討してみましょう。
振袖の予約から成人式までの流れ(うちの場合)
• 2016年4月 着物屋で記念写真の前撮りと成人式の仕度を含めたレンタル振袖を予約。
• 2017年10月 着物屋で記念写真の前撮り。
• 2018年1月 成人式当日に着物屋でヘアと着付け。
前撮りの時期についてはいつでも可能です。やはり気候の良い春または秋に行う人が多いようです。写真を撮ることが目的なので夏や冬でもかまいません。場合によっては成人式後の後撮りもあります。本人や家族の都合で決めればよいでしょう。
前撮りの様子
予約した時間に着物屋に行き、ヘアとメイクに約45分、振袖の着付けに45分、写真撮影に30分、写真選びに30分と待ち時間を入れると実に3時間かかりました。髪型は希望の写真を持っていくとよいでしょう。
丸昌という着物屋さんでしたが、20分おきくらいに予約を入れているようで、次々と成人式を迎える娘が入ってきていました。母親と来る人、家族で来る人、1人で来る人など様々ですが、着物姿はみなさん綺麗ですね。
写真は予約したセット料金に2ポーズが入っていましたが、家族写真やスタジオで用意した小物を使っていろいろなポーズの写真を撮ってくれます。その中で気に入った写真は追加注文できるシステムになっています。
追加料金は1枚7000円するので何枚も追加すると馬鹿になりませんよね。結局6枚の追加を頼んだので約5万円の追加となりました。家族写真として1枚追加しましたが、自分ではスタジオで撮るような写真はなかなか撮れないのでお勧めです。
会計が済むと振袖を着たままお店を出てフリーになります。そのまま近くの神社に行き、御祈願してもらいました。その後、日本庭園のある公園に行く予定でしたが、あいにくに雨のために断念。しかし神社で撮った写真はかなり見栄えが良く、神社でスナップ写真を撮るのもお勧めします。
成人式の日
成人式の当日はこの着物屋さんでヘアと着付けをしてもらいます。メイクは入っていませんが、当日は人数が多くお店の手間を減らすのと友達と会い2次会などもするので自分でメイクをする程度で良いということのようです。
着物屋さんによってはヘアと着付けは提携の美容院で行っている場合もありますので、詳細はお店に確認する必要があります。
まとめ
成人式に着る振袖について最近の様子をお知らせしましたが参考になれば幸いです。人生の節目となる成人式をきれいな振袖を着て過ごすために十分な余裕を持って準備することが大切ですね。
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