気功はさまざまな病気を治すことができるのはご存知でしょうか。現代の西洋医学では治らないような身体の不調や病気が気功で治ることがあるので、自分の生活に取り入れることは非常に有意義なことだと思います。
今回は簡単に始められる代表的な気功の方法についてご紹介しますね。
目次
気功とは
気功は五千年以上前から中国で行われている心身の鍛錬法で、二千種類以上の流儀が存在すると言われています。
気功とは、中国古来の自己鍛練法。呼吸法と体操によって体内の気血の循環をよくし、病気予防・健康維持を図るもの。気功療法。
引用元:ウィキペディア
気功の効果
深い深呼吸をしながら、全身をゆっくり動かすことで、以下のような効果が生まれ心身の健康を促進します。
• 神経系統のバランス
• 自律神経の安定
• 内分泌系、免疫系のバランス
• 全身の血流増加
• 筋肉の発達
• 体内エネルギーの向上
代表的な気功のやり方
気功を行うときには深呼吸が基本にありますが、息を吸い込むときには頭から「気のエネルギー」を取り込み、体の中をまわって息を吐くときには手のひらから抜けるようなイメージを持ちます。
深呼吸についてはこちらを参考にして自分のやりやすい方法で行ってかまいません→深呼吸の効果とは?腹式呼吸と逆腹式呼吸の違いとやり方
では簡単にできる気功のやり方を説明します。
1. 準備式
2. 放松功(ほうしょうこう)
3. 童子功(どうしこう)
4. 松静功(しょうせいこう)
5. 収功(しゅうこう)
1.準備式
・丹田を意識して体の力を抜いて自然に起立します。(丹田とはへそ下5cm下の体の重心となる部分)
・目を閉じて、親指と人差し指を輪の形にして、深呼吸しながら、頭から足先まで順番に意識して力を抜いていきます。
これは気を体内に取り入れ安くするための大事な準備になりますので丁寧に行います。
2.放松功
・両足を肩幅くらいに広げて起立します。
・気が頭から足に向かって流れるように意識してひざをバネのように曲げて体を上下に揺らします。
・腰や腰が痛い場合は、その部分に気が通るよう意識して体を揺らします。
・5分からできれば20分続けます。
心臓が強化され、肩こりや腰痛、疲れやだるさが解消されます。
3.童子功
・両足を肩幅くらいに広げて起立します。
・息を吸いながら両手を気のボールを持つように丹田の前に置きます。
・息を吐きながらボールを右に90度回転させるように左手を上、右手を下に回転させます。
・息を吸いながら体の重心を右に移します。
・息を吐きながら体の重心を左に移し、ボールを左に回転させるように右手を上、左手を下に回転させます。
・息を吸いながら体の重心を右に移し、ボールを右に回転させるように左手を上、右手を下に回転させます。
・これを繰り返して最後は息を吐きながら両手を下ろします。
内臓に気が入ることで、内臓の機能が強化されます。
4.松静功
・イスに腰かけ背筋を伸ばして姿勢を整えます。
・肩の力を抜いて手は太ももの上に置き、丹田を意識しながら深呼吸をします。
・1~2分ゆっくりと瞑想をします。
自分の内面と向き合うことで、疲れを溜まりにくくします。
5.収功
・手のひらを合わせて30秒間こすり合わせます。
・丹田に両手を当てながらお腹をマッサージするように円を描きます。
いままで全身に集めた気を丹田に収めることでエネルギーに満ち溢れた元気な体を維持できます。
その他 小周天気功法
上記の気功をもう少し発展させた小周天気功法という動画があるので参考にしてみてください。気のボールを動かして健康増進を図ります。
まとめ
気功というと難しい感じがする人も多いと思います。私もその1人でしたが、気功の基本を覚えてしまえば簡単で楽に健康を得られることが可能です。
今回取り上げた気功はほんの一部ですが、誰でも取り組みやすいものなので、毎朝の日課にして心身の健康を手に入れましょう。
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