最近ではランニングウォッチにGPSのついたものがよく使われています。そして心拍計が内蔵してあり、走っている時の心拍数がわかるものも出てきています。
私はまだGPS搭載のランニングウォッチはありませんが、そろそろ購入したいと思っています。そこでGPS搭載、心拍計内臓のランニングウォッチにはどのようなものがあるのか、比較してみました。
目次
GPSとは
カーナビとかにもついていてよく耳にするGPSとはどういうものなのでしょうか。
GPSとは、地球の上空を24個の衛星から発信される位置や時刻情報を利用して、受信者とGPSの衛星の位置関係を測定し、現在地の緯度・経度を計算するシステムのことで全地球測位網といわれています。
「GPS」はアメリカで打ち上げている衛星ですが、ロシアの「GLONASS」、中国の「BEIDOU」、EUの「GALILEO」、インドの「IRNSS」などがあります。各国の衛星システムを総称して「GNSS」汎地球測位航法衛星システムといいます。
日本では2010年に「QZSS」準天頂衛星システム(みちびき)を打ち上げています。2018年度には4機になり、誤差が10cmになるといわれています。
最近のランニングウォッチはGPSだけでなく「GLONASS」や「QZSS」など複数のシステムを採用し、受信もスムーズになってきました。時代の進歩には目を見張るものがありますね。
GPS搭載、心拍計内臓のランニングウォッチのメリット
GPS搭載のランニングウォッチのメリット
• 走っているペースがわかる
• 走った距離がわかる
• 走った位置がわかる
• 走った高度がわかる
• スマホに比べて軽量
• スマホやパソコンにデータを送れる
• 記録の保管と管理ができる
心拍計内臓のランニングウォッチのメリット
• 心拍計測用ベルトを胸に巻かなくてよい
• 腕に時計を着けるだけで心拍数がわかる
• 走っている時の心拍数がわかる
• 目標の心拍数を決めて走ることができる
• 走るレベル(強、中、弱)を設定できる
私は次に購入するのは間違いなくGPS搭載、心拍計内臓のランニングウォッチにするでしょう。
購入のポイント
購入の決め手は人により違うと思いますが、以下のポイントは押さえておきたいところです。
重 さ:普段や走るときに時計の重さが気にならないか
電池の持ち:ランニング大会や練習などの時間に止まらないか
価 格:予算内かどうか
発売時期:新しい時期ものは機能が向上している
GPS搭載、心拍計内臓のランニングウォッチの比較
私の好みでは、重量は50g以内、GPS搭載、心拍計内臓、発売は2年以内という条件があります。これにあてはまるランニングウォッチを比較してみました。
特徴としては以下のようなものがあります。
1. GPS機能により距離、速度、ペース、ラップ、高度の計測が可能
2. 心拍計内臓により、手軽に心拍トレーニングができる
3. VO2MAX計測機能によりフルマラソンの予測タイムを算出
4. 普段の生活の活動量、カロリー消費量をモニタリングするライフログ機能
5. スマホ、パソコンへのデータ転送による記録管理とコミュニティ機能
GARMIN(ガーミン)
ForeAthleteの935、735、235、35Jの4機種に心拍計が内臓されています。今年の5月に発売された935が一番機能が多く新しいのですが、値段はそれなりに高いですね。35Jは価格が一番抑えられていますが、必要な機能は備えています。VO2MAX計測機能はありませんがGPS初心者にも十分なウォッチです。
ガーミン(GARMIN) ランニングウォッチ(GPS) ForeAthlete935 Black
フォアアスリート 735XTJ (ForeAthlete 735XTJ)GARMIN(ガーミン)
フォアアスリート235J(ForeAthlete235J)GARMIN(ガーミン)
フォアアスリート 35J (ForeAthlete 35J)GARMIN(ガーミン)
EPSON(エプソン)
稼働時間が最大20時間となっていますが、ウルトラマラソンなどにも安心して使えそうです。値段からみても最新のSF-850PJ/PS/PCが良いのではないでしょうか。
エプソン epson 陸上/ランニング 時計 リスタブルGPS SF-850PJ
エプソン EPSON SF-850PB(ブラック)
エプソン SF-810V WRISTABLE GPS ランナーウォッチユニセックス
Apple Watch(アップルウォッチ)
Series 2は50m耐水性能があり、プールで水泳などにも使用することができます。アップルウォッチはランニングなどのスポ―Tツに特化しているガーミンやエプソンと違い、普段使いにもお洒落な時計です。VO2MAX計測機能などない機能もありますが、メール、電話の着信や音楽を聞いたり、Felica搭載によりコンビニで買い物したり、Suicaで改札を通ったりすることができます。
私が今でも使っているランニングウォッチ(GPS非搭載)に比べると全体的には大きく、重く感じられました。GPSがついているのだから当然なのですが、比較的小さめのウォッチに目がいきます。
特に、ガーミンの35JとアップルウォッチのSERIES2が良いかなと思っています。ただしSERIES2の駆動時間が5時間というのが気になりますね。SUUNTO(スント)、TomTom(トムトム)にもありますが、大きくて重いので今回の比較には入れませんでした。
まとめ
GPS搭載、心拍計内臓のランニングウォッチの比較をしてみましたがいかがでしょうか。それぞれ一長一短はありますのでどれにしようか迷うのではないでしょうか。
自分に合ったランニングウォッチを見つけて、マラソンの記録を伸ばしていきましょう。
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