お酒を飲みすぎると肝臓が悪くなると言われますが、なぜ悪くなるのでしょうか。お酒の適量と肝臓に良いサプリについてお知らせします。
目次
お酒と肝臓
肝臓にあるアルコール分解酵素が多い人はお酒に強く、アルコール分解酵素が少ない人はお酒に弱いことになります。
アルコール分解酵素の量は遺伝により決まっているので、元々お酒に弱い人は鍛えても強くはならないようです。
お酒に強い人も弱い人もアルコールを無理に飲み続けると肝臓に負担がかかってきます。
その人の適量以上にお酒を飲み続けると肝臓に脂肪がびっしりついた脂肪肝になってしまいます。
アルコールだけでなく、糖分や脂肪分をたくさん摂ったり、カロリーの高いものを摂り運動をしなかったりすると肝臓に脂肪が溜まりやすくなります。
アルコールを飲んで脂肪肝になるまで
1. お酒を飲むと肝臓で中性脂肪が合成されます。
2. 中性脂肪の合成が始まり、12時間で合成のピークになります。
3. 肝臓に合成された中性脂肪は体中の各細胞へ運ばれます。
4. 肝臓から中性脂肪が運び終わるまでにさらに12時間かかります。
5. つまりお酒を飲んでから24時間経つと合成された中性脂肪がやっとなくなるのです。
6. お酒を毎日飲んだり適量以上を飲むと肝臓の中性脂肪の処理能力を超えてしまい1日経っても処理できなくなり、肝臓に中性脂肪が蓄積され脂肪肝になってくるのです。
週に2~3日の休肝日(お酒を飲まない日)をつくった方が良いといわれるのはこのように肝臓に残った中性脂肪の処理を完全に行い、肝臓を休ませるためなのです。
お酒の適量とは
お酒の適量は人によってアルコール分解酵素の量が違うので一概には言えませんが、一般的には1日2合くらいまでと言われています。
1合の量を覚えておき、飲むのは2合までとし、飲み過ぎても3号以上飲まないようにして週に2日は休肝日を設けるようにすると良いでしょう。
1合の量は純アルコール量22グラム相当
■ ビール大瓶(633ml)1本
■ 清酒1合(180ml)
■ ワイン1/3本(240ml)
■ ウイスキー水割りシングル2杯・ダブル1杯(60ml)
■ 焼酎お湯割り0.6合(110ml)
計算方法 純アルコール量=飲んだお酒の量×アルコール濃度×0.8
例えばアルコール濃度が5%のビールだと 350ml缶で14グラムの純アルコール量になります。
1日に80グラム以上のアルコールを飲む人は、80グラムまで飲まない人に比べると肝硬変や肝がんになる確率が5倍以上のリスクがあるようです。
日本では肝硬変や肝がんにならないための条件を40グラム以下(2合)としています。
肝臓に良いサプリ
肝臓に良い白井田七というサプリメントがあります。
添加物を含んでいない
副作用がない
サポニンという肝臓の有効成分が豊富
肝臓に良い成分
• サポニン 傷ついた肝臓を修復し炎症を抑える
• アルギニン 抗酸化作用、血流促進作用
• オルチニン 肝臓でアンモニアを分解解毒、肝臓の代謝を促進
• タウリン アルコールの分解を促進する酵素を多く作り出す
まとめ
年々歳を取るにつれてお酒が弱くなってきていると感じていますが、飲むことは楽しくやめられない人も多いのではないでしょうか。
私も飲むときは6合から7合くらい飲んでしまうので、飲み過ぎていることがわかりました。これからは休肝日を入れて適度な量を飲んで肝臓をいたわりたいと思います。
コメント