ゴーヤは夏の野菜として良く知られていますが、栄養価も高く、夏バテの防止などによいとされています。ゴーヤの栄養と効果について詳しく調べてみました。
目次
ゴーヤの主な栄養素
• ビタミンC 野菜の中でも加熱しても壊れにくく、しっかりビタミンを摂ることができます。
• チャランチン、コロコリン酸 苦味成分にあるもので、植物インスリンといわれて血糖値を正常化する働きがあります。
• ビタミンB1、B2 糖質をエネルギーに変換して乳酸の蓄積を抑えて代謝を促進させます。
• モモデルシン、共役リノレン酸 脂肪の吸収を抑え、コレステロールの上昇を防ぐ働きがあります。
• 水溶性食物繊維 コレステロール、胆汁酸を吸着し、腸内環境を整えて、免疫力を向上させます。
• カルシウム 骨を丈夫にするほかに、老化防止や免疫力向上にも役立ちます。
• 葉酸、鉄分 血液の元になり貧血の予防になります。
• カリウム 腎臓で塩分の排出を助け、むくみの解消、高血圧の改善になります。
私が特によいと思ったのは、脂肪の吸収を抑える役目があるところですね。豚肉との相性が良いのも、脂を摂りすぎずに食べられるところではないでしょうか。
また、植物インスリンという体に優しく効果を発揮してくれる血糖値の上昇を抑える役目も見逃せません。
生活習慣病、特に脂質異常症や糖尿病の傾向がある人にとって、見逃せない食材だと思います。
ゴーヤの効果、効能
ゴーヤには、以下のような実にさまざまな効果があります。
生活習慣による体調不良や病気などを改善する効果
· ガン
· 高血圧
· 脂質異常症(コレステロール、中性脂肪)
· むくみ
抗酸化作用により、身体の代謝の促進や細胞の活性を高めることでの効果
• 疲労回復
• 夏バテ防止
• 食欲増進
• 消化促進
• 免疫力向上
• 風邪予防
ゴーヤにはすごい栄養と効果があることがわかりますね。健康な身体を維持するためにも意識して食べたい食材です。
ゴーヤの簡単レシピ
ゴーヤのレシピで思いつくのはゴーヤチャンプルですが、もう少し簡単に食べられる調理法、作り置きして少しずつ食べられる方法について3つのレシピをご紹介します。
1.おひたし
(材料)
ゴーヤ1本
めんつゆ大さじ2杯
(作り方)
- ゴーヤを縦半分に切る
- 中のワタをスプーンなどで取りのぞく
- 3ミリ幅にスライスする
- かるく塩もみして10分おく
- 沸騰したお湯でさっと茹でる
- 冷水に浸す
- めんつゆで味付けをする
2.塩味のナムル
(材料)
ゴーヤ1本
塩、コショウ少々
酢大さじ2杯
ごま油大さじ1杯
(作り方)
- ゴーヤを縦半分に切る
- 中のワタをスプーンなどで取りのぞく
- 3ミリ幅にスライスする
- かるく塩もみして10分おく
- かるく茹でる
- 調味料を加える
3.ポン酢炒め
(材料)
ゴーヤ1本
サラダ油大さじ1杯
ニンニク少々
ポン酢しょうゆ大さじ3杯
(作り方)
- ゴーヤを縦半分に切る
- 中のワタをスプーンなどで取りのぞく
- 3ミリ幅にスライスする
- 水にさらす
- フライパンにサラダ油とニンニクを入れてゴーヤを軽く炒める
- ポン酢しょうゆを加えて味付けをする
ゴーヤの選び方
スーパーなどでゴーヤを買うときには、固めで濃い緑でハリやツヤがあり粒が密集して細かいものがよいでしょう。やわらかめで、乾燥してイボが黄色く変色しているものは避けるようにしましょう。
まとめ
ゴーヤの栄養は身体に良いさまざまな効果があることがわかりましたね。作り置きしておいていつでも食べれるようにしておくとよいのではないでしょうか。
他にも美味しく食べられるレシピがあると思うので、健康維持のためにもレパートリーを増やしていきましょう。
コメント