焼きカレーってよく聞くのですが、どういうものなのでしょうか。カレーを焼くとはどういうこと?今ひとつわかっていない人も多いのではないでしょうか。焼きカレーとは何か、簡単なレシピなどお知らせしましょう。
目次
焼きカレーとは
焼きカレーとは、ご飯の上にカレーとチーズをのせてグラタン、ドリア風にオーブンで焼いたものをいいます。ご飯の代わりにドライカレーを使ったり、シーフード系のルーをのせたり、卵やウィンナーなどいろいろなトッピングを載せたりして、バラエティ豊かなメニューがあります。
九州の門司港は明治時代から貿易港として栄え、ハイカラな洋食店が立ち並んでいました。そんな港町で昭和30年代にあった喫茶店が、余ったカレーを使ってグラタン風に焼いたものが好評で、メニューになったのが焼きカレーの発祥とされています。
→門司港レトロ焼きカレーMAP
家庭料理として日本全国でも親しまれるようになった「焼きカレー」にはこのような歴史があったのですね。
焼きカレーの作り方
カレーとご飯とチーズがあれば簡単に作ることができます。カレーとご飯は残り物でもオーブンで焼くので美味しく食べられるのが良いですね。
材料
ご飯
生卵またはゆで卵
とろけるチーズまたは粉チーズ
トマト、ウィンナーなど(適宜)
作り方
1.耐熱皿にご飯を盛り、カレーをかけて真ん中を凹ませて生卵を落とし、チーズをかけます。
2.予熱したオーブンで5分~15分焼きます。
3.チーズがとろけて焼き色がついてきたら出来上がりです。
トッピングによりいろいろな焼きカレーができます。
トマト
ピーマン
ニンジン
ブロッコリー
ウィンナー
エビ
イカ
タコ
納豆
パセリ
パン粉
焼きカレーのレシピ応用編
ご飯の代わりにうどんを使えば焼きカレーうどんができます。また、パンを使えば焼きカレーパンの出来上がりです。
焼きカレーうどん
耐熱皿にうどんを入れて、カレーをかけてよく混ぜます。その上にチーズと卵をのせてオーブンでこんがりするまで焼くと出来上がりです。
カレーうどんとチーズをオーブンで焼くようなイメージです。
焼きカレーパン
薄力粉とイースト菌を使ってパンの生地から作るのもよいのですが、手間をかけずに食パンでもカリカリの焼きカレーパンができます。
食パンは耳をとり、カレーを入れてパンで挟みます。パンは一枚を折っても、二枚使って挟んでもよいでしょう。パンの端は箸などで潰して閉じます。
バターを両面に塗ってパン粉をつけてフライパンでこげ色がつくまで焼けば出来上がりです。
『カレーにチーズをのせてオーブンで焼く』ことが焼きカレーの基本でしょうから、あとはいろいろなものをアレンジすればバリエーションも増えてきますよね。
まとめ
ご飯とカレーがあれば簡単にできるおいしい焼きカレー、自分流のトッピングをみつけてお好みの焼きカレーを作ってみましょう。
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