恵方巻きって何?由来と方角、食べる時期と簡単レシピについて

生活習慣

恵方巻きって何のことなのでしょうか。ふと気になったので調べてみました。簡単にわかったことをお知らせします。

恵方巻きとは

節分に食べる太い巻き寿司のことです。ひとり一本丸ごと食べます。その年の恵方を向いて福が途切れたり縁が切れたりしないように切らないで食べます。七福神に合わせて7つの具を入れるのが良いとされています。鬼を退治する鬼の金棒に見立てているとも言われています。

• 太巻きはひとり1本
• 恵方を向いて食べる
• 願い事をしながら黙って食べる

恵方とはその年の吉とされる方角のことで、福徳(金運や幸福)を司る歳徳人がいる方向で毎年変わります。
2018年の恵方は「南南東やや右」です。
しゃべると運が逃げてしまうので願い事を思いながら黙って食べ切るとご利益があるとされています。地域によっては目を閉じて食べたり、笑いながら食べるところもあるようです。
発祥の元はいくつかの説がありますが、大阪の慣習で問屋街で古くから商売繁盛や無病息災を願って食べたのが始まりのようです。
恵方巻きのことを丸かぶり寿司、恵方寿司、幸福巻、招福巻、開運巻き寿司などとも言われます。

節分の由来

節分とは本来季節の変わり目のことで、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことで1年に4回ありました。
その中で1年の始まりである立春の前日が尊ばれるようになり、節分と言えば立春の前日のことを指すようになったのです。
立春は年により若干違いますが、2月4日頃なので前日の2月3日が節分の日ということになりますね。
昔からこの節分には邪気が入りやすいと信じられていたので、この邪気を追い払うための行事が行われていました。
この邪気を祓う追儺、豆打ちという行事から豆まきの習慣が残ったとされています。
豆まきと恵方巻きが家庭で行う節分の代表的な催し物になっていますが、両方する、どちらかをする、どちらもしないという3パターンに分けられます。あなたの場合はどのパターンでしょうか。

恵方巻きの作り方

7つの具を使って開運を呼ぶ恵方巻きの作り方を紹介します。

材料 4人分
米       2号
寿司酢     大さじ4
白いりごま   大さじ2
いわし蒲焼き缶 1缶
きゅうり    1本
たくわん    適量
レタス     適量
かにかま    8個
卵       3個
サラダ油   大さじ1
焼き海苔    全形4枚

 

作り方

海苔の上にすし飯を薄く広げます。最後に巻く海苔の端っこを4,5センチ残しておくことがきれいに巻くポイントです。
具を順番に載せていき、下から巻きすごと巻いて固く固めます。サイドを指で整えれば完成です。
詳しい作り方はこちらの動画をご覧ください。

7つの具についてはいろいろなアレンジが可能です。残り物などで代用しても良いですし、7つにこだわらなくてもかまわないと思います。
うなぎの蒲焼やアナゴが定番ですが、手に入りやすいいわし蒲焼缶を使いました。この他、ツナ缶、しいたけ、でんぶ、かんぴょう、しょうが、ニンジン、ゴボウ、青じそなど好きなものを使ってみてください。

まとめ

恵方巻きは、縁起物の太巻き寿司だったのですね。節分に食べる習慣が定着してきましたが、季節にこだわらずにいつでも食べられます。
簡単に食べられておかずもたくさん入っているので栄養も十分です。時々恵方巻きを食べて幸せな人生を過ごしましょう。

まっちゃん

まっちゃん

ランニング歴25年のまっちゃんが、元気に健康な生活を送るための情報を、運動・生活習慣・食生活・心と体などいろいろな角度から発信しています!

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