からだの不調がなかなか治らないことは多くの人が経験しているのではないでしょうか。だるい、憂うつなど気分がすぐれなかったり、頭痛や肩こりなど身体に痛みや不快感があったりして、病院に行ってもこれという原因がわからないことは結構あるようです。
このような永年のカラダの不調を自律神経失調症などといって、薬を飲んでもなかなか治らなかったりします。
自律神経のバランスが崩れるとこのような体調の不調を訴えるようになります。どうすれば自律神経のを整えることができるのかお知らせしますね。
目次
交感神経と副交感神経
自律神経とは、交感神経と副交感神経のバランスを保つことで成り立っています。日中活動したり、緊張やストレスがあると交感神経が優位になるのですが、この交感神経が強い状態が続くと自律神経失調症になると言われています。
そんな時は、リラックスしたり休息したりして副交感神経を優位に働かせることが大切です。つまり、副交感神経を優位にさせる方法が自律神経失調症の改善につながるのです。
自律神経失調症
具体的な体調の不良には以下のようなものがあります。
• 不安
• イライラ
• 頭痛
• 肩こり
• 首コリ
• 疲労感
• めまい
• 動悸
• 不眠
• 便秘
自律神経を整える方法
自律神経失調症を改善するには、心身ともにリラックスしたりストレスを発散させることです。
それには次に上げる12の方法から、自分にできるものを実践して規則正しい生活を心がけましょう。
1.呼吸
普段は浅い呼吸をして過ごしていることが多いので、身体の隅々まで酸素が行き渡っていないことがあります。深い呼吸、深呼吸をすることで身体の隅々まで酸素を行き渡らせて生き生きした細胞を作り出すことができます。
深呼吸についてはこちらの記事も参考にして下さい→深呼吸の効果とは?腹式呼吸と逆腹式呼吸の違いとやり方
2.瞑想
瞑想をすることで、忙しい毎日の生活から離れて精神的にリラックスできる状況を作ります。お風呂の中とか、布団の中で頭を休めながらゆっくりとした気分で明るく楽しいことを瞑想することで、日頃のストレスを発散しましょう。
気功についてはこちらの記事をご覧ください→気功で病気を治す!簡単なやり方で健康を手に入れよう
好きな音楽を聞いたり、香りを楽しんだりしながら、頭を安らかにリラックスさせることも瞑想と同じ効果が上がりますよ。
3.朝日を浴びる
朝早く起きて外へ出ると、新鮮な空気を味わえます。太陽のエネルギーを浴びると身体のタイマーがリセットされて、細胞が蘇ってくることがわかります。
4.散歩
散歩は、適度に体を動かすことで血液の循環が良くなり、代謝を促進します。四季を感じながら自然のエネルギーを取り入れて心身ともに健康になりましょう。
5.運動
散歩と同様にウォーキングやランニング、その他スポーツなど身体を動かすことで代謝を良くして身体の細胞を活性化させることで心と身体のバランスを整えることができます。
スポーツにこだわらず、家庭での掃除、洗濯などこまめに体を動かすことで十分な効果が得られます。
6.マッサージ
固くなっている筋肉をマッサージでほぐすことにより、血液やリンパの流れを良くして筋肉の緊張をやわらげたり、身体の歪みをとることができます。
マッサージは自分で患部を揉むだけで十分効果が期待できます。私もランニングで脚を使うので、ふくらはぎや足の裏をマッサージするのですが、筋肉の疲れを早く回復してくれるのがわかります。
7.ストレッチ
マッサージと同じ効果がストレッチでも得ることができます。起きた時布団の上で、また寝るときもストレッチをすることで身体をリラックスさせることができます。
8.睡眠
良い睡眠をとることで、疲労やストレスは解消します。しかし、浅い睡眠や睡眠不足になると疲れが取れずに日中を過ごすことになってしまいます。早寝早起きを心がけ、運動を適度に行ったり、寝る1時間ほど前に入ることで深い睡眠をとることができますよ。
9.食べ物
食事により身体を造る大事な栄養を取り入れているので良い食習慣を心がけましょう。食べ過ぎは余計な栄養を身体に蓄積させ肥満や病気の原因となってしまいます。
腹八分目を心がけ、寝る3時間前には食べ終わるようにすれば、消化が終わり内臓を休ませられます。
お酒の飲み過ぎや食べ過ぎは内臓を酷使することになり控えた方が賢明です。
10.入浴
身体を温めることで、交感神経の緊張をほぐすことができます。血流を良くし、代謝機能を高め、内臓の働きも良くなります。
私は夜入れなかった時は次の日に朝風呂に入ることがあります。朝風呂に入ると体が温まり、活動的になれる自分を感じます。
11.音楽を聴く
好きな音楽を聴くと心が休まるような気がしませんか?これはまさに音楽が気持ちをリラックスさせる効果があり、自律神経の改善を図ることができるのです。
12.歌う、笑う
1人で誰とも喋らない時間が続くと気分が滅入ってしまうことがあります。人と話したり、カラオケで歌ったりすることで気持ちが和らいだりします。とくに声を出して笑うことは脳に刺激を与えてプラス思考になるようです。
うつ病まで行かなくても気分が沈みがちな時は、認知療法を知っていると思考の偏りを修正できるので、体調が良くなったりします→うつ病は自分で克服できる?認知療法の簡単なやり方
まとめ
自律神経を整えるには、心とカラダをリラックスさせることです。心と身体のリラックス方法を上げましたので、自分に合うやり方を見つけて継続することが大切です。
心(気持ちやモチベーション)と身体(筋肉や内臓、運動能力)はお互いに影響しあっています。心と身体の両面から自律神経を正しい状態にしていきましょう。
健康な生活を続けるために!
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